既刊

古屋誠一 国境(シュターツグレンツェ) 1981-1983 [限定本]

いつでも世界は、誰の目にも見えない境界線であふれている―

30年前の東西冷戦時代、7つの国と接するオーストリアの国境地帯を撮影したプロジェクトは、1冊のポートフォリオとしてまとめられた。
2014年、未発表であった『国境』が編み直され、日欧で同時刊行。


1970年代初めに日本から単身ヨーロッパに渡り、オーストリアに拠点を移した写真家・古屋誠一の最新作。
東西冷戦時代の80年代、今は亡き妻と暮らしながらオーストリアの国境地帯を取材する。古屋は「国境線が風景のなかで存在する形を具体的に想像することができなかった」ために悲劇のおこった場所を探し個人の物語を追い求めた。当時プロジェクトは、言葉と美しいモノクロ写真の組み合わせからなる23地点の物語として1冊のポートフォリオにまとめられ、古屋の手元に残った。
30年の間にベルリンの壁はなくなり、ある国は消えある国は誕生し、ヨーロッパ社会は激変の波にさらされた。本書は、これら過去の歴史的変動をふまえ今日の視点から、29地点の国境物語として編み直された。2014年、ヨーロッパを巡回する個展にあわせ、このたび日欧で同時刊行される。

四方を海に囲まれる日本でも近年、近隣諸国との解決不可能な問題が日々ニュースをにぎわせている。
古屋の『国境』が示すのは、いつの時代にも消えない境界線の普遍的な姿である。

クレマチスの丘オンラインにて発売中
その他の古屋誠一作品集はこちらへ
プリント作品付き限定版もございます。

【日英テキスト入り 限定500部】
サイズ:28.0 × 23.3 mm
頁:80頁、ハードカバー(布張り、スイス製本)
言語:日本語・英語・ドイツ語
発行: IZU PHOTO MUSEUM
発売:NOHARA(※海外販売は、SPECTOR BOOKSの取り扱いとなります)
刊行日:2014年11月19日
ISBN:978-4-904257-23-4
価格:本体4,200円+税


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